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平成15年第6回定例会(第4日12月18日)

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  1. 田川市議会 2003-12-18
    平成15年第6回定例会(第4日12月18日)


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    平成15年第6回定例会(第4日12月18日) 平成15年 田川市議会定例会会議録 第6回             平成15年12月18日 午前10時43分開議 出席議員  議席番号    氏   名      議席番号    氏   名    1番   末 光 広 美      13番   星 野 一 広    2番   植 木 康 太      14番   竹 内 徹 夫    3番   小 林 義 憲      15番   田 丸 雅 美    4番   陸 田 孝 則      16番   原 口 秋 良    5番   古 木 英 憲      17番   香 月 隆 一    6番   白 水 数 人      18番   髙 瀬 富士夫    7番   石 松 和 幸      19番   笹 山 良 孝    8番   佐 藤 俊 一      20番   藤 沢   悟    9番   岡 田 啓 助      21番   北 山 隆 之   10番   吉 岡 恭 利      22番   髙 瀬 春 美   11番   加 藤 秀 彦      23番   二 場   武   12番   雨 矢 紀 一
    地方自治法第121条により出席した者     事務局出席職員氏名  市長          伊 藤 信 勝    局長       安 永 昭 俊  助役          青 栁 四 郎    参事       道   健 次  教育長         月 森 清三郎    参事補佐     平 岡 裕 章  病院長         足 立   晃    主任       平 原 愼太郎  福祉部長        松 岡 博 文    書記       松 本 弘 幸  経済部長        村 上 耕 一  建設部長        宮 上 悦 生  教育部長        中 村 輝 昭  市立病院事務局長    中須賀 達 穂  水道事業企業理事    下 川   勲  企画調整課長      丸 田 宏 幸  総務課長        松 岡 勝 博        平成15年(第6回)田川市議会12月定例会議事日程第4号                         平成15年12月18日午前10時開議 第 1 議案第58号 平成15年度田川市一般会計補正予算 第 2 議案第59号 平成15年度田川市国民健康保険特別会計補正予算 第 3 議案第60号 平成15年度田川市老人保健特別会計補正予算 第 4 議案第61号 平成15年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算 第 5 議案第62号 平成15年度田川市水道事業会計補正予算 第 6 議案第63号 平成15年度田川市立病院事業会計補正予算 第 7 議案第65号 市道路線の廃止について 第 8 議案第66号 市道路線の認定について 第 9 総務文教委員会中間報告について    [議案第64号 田川市男女共同参画推進条例の制定について] 第10 総務文教委員会の閉会中の継続審査について 第11 議案第69号 田川市助役の選任について 第12 議案第70号 田川市収入役の選任について 第13 議案第71号 田川市固定資産評価員の選任について 第14 議案第67号 田川市教育委員会委員の任命について 第15 議案第68号 田川市固定資産評価審査委員会委員の選任について 第16 田川市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について 第17 議員提出議案第7号 JR不採用問題の早期全面解決を求める意見書について 第18 議員提出議案第8号 自衛隊のイラク派遣に反対する意見書について 第19 議員提出議案第9号 イラク人道復興支援特措法に基づく対応に関する意見書に               ついて 第20 請願の件                本日の会議に付した事件 第 1 議案第58号 平成15年度田川市一般会計補正予算 第 2 議案第59号 平成15年度田川市国民健康保険特別会計補正予算 第 3 議案第60号 平成15年度田川市老人保健特別会計補正予算 第 4 議案第61号 平成15年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算 第 5 議案第62号 平成15年度田川市水道事業会計補正予算 第 6 議案第63号 平成15年度田川市立病院事業会計補正予算 第 7 議案第65号 市道路線の廃止について 第 8 議案第66号 市道路線の認定について 第 9 総務文教委員会中間報告について    [議案第64号 田川市男女共同参画推進条例の制定について] 第10 総務文教委員会の閉会中の継続審査について 第11 議案第69号 田川市助役の選任について 第12 議案第70号 田川市収入役の選任について 第13 議案第71号 田川市固定資産評価員の選任について 第14 議案第67号 田川市教育委員会委員の任命について 第15 議案第68号 田川市固定資産評価審査委員会委員の選任について 第16 田川市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について 第17 議員提出議案第7号 JR不採用問題の早期全面解決を求める意見書について 第18 議員提出議案第8号 自衛隊のイラク派遣に反対する意見書について 第19 議員提出議案第9号 イラク人道復興支援特措法に基づく対応に関する意見書に               ついて 第20 請願の件                                 (開議10時43分) ○議長(末光 広美 君)  どなたもおはようございます。  議員定数23名のうち、ただいま出席議員は23名であります。よって、本会議は成立いたしました。  これより直ちに会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元配付のとおりであります。御了承願います。  日程第1議案第58号「平成15年度田川市一般会計補正予算」を議題といたします。  まず、総務文教委員長に審査結果の報告を求めます。   (「議長」と呼ぶ声あり) 総務文教委員長。 ○総務文教委員長(星野 一広 君)  どなたもおはようございます。議案第58号「平成15年度田川市一般会計補正予算」のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきまして審査結果を報告いたします。  今回の補正は、提案理由の説明にもありましたように、現時点で新たに処理する必要が生じた事項及び国・県補助事業事業計画の変更等に伴うものについて措置されたものであります。その結果、歳入・歳出ともに6,500万3千円の増額となり、既決予算額と合わせますと総額287億4,435万5千円の予算となっております。  なお、これに対応する歳入財源につきましては、事業に伴う国・県支出金、市債の整理を行うなどのほか、普通交付税の増額により収支の均衡が図られているところであります。  それでは、当委員会が所管する歳出の主なものにつきまして概略御報告してまいりたいと思います。  まず、2款総務費におきまして、総合行政ネットワーク、いわゆるLGWANを本市と香春、金田、糸田、川崎、赤池、方城の6町と共同構築を進めておりましたが、今回、添田町、大任町、赤村が参加することとなり、その関係経費が計上されております。なお、この総合行政ネットワーク共同構築に係る経費につきましては、各町村から実費負担及び情報センターの利用料をいただくことにより、本市の負担を最小限に抑えるようにいたしております。  次に、10款教育費におきまして、自然崩壊のおそれが生じております弓削田1号墳の発掘調査に要する経費が計上されております。  以上が当委員会の所管する歳出の主なものであります。予算的には別段異議なく了承いたしております。なお、第2条第2表「地方債補正」につきましても別段異議なく了承いたしております。  それでは、ここで今回の補正予算とは直接接関係ありませんが、委員会の中で特に議論となりました事項や執行部から報告のありました事項について概略報告してまいりたいと思います。  まず、本市の基金のあり方についてであります。今回、執行部からは、廃棄物処理施設基金積み立てについて報告があっております。  執行部の説明によると、廃棄物処理施設基金は、平成8年4月からごみ処理手数料の徴収を開始した際に、この収入の一部をごみ対策及び環境対策の基金として積み立てることとしたが、廃棄物処理施設の改築時期など明確ではないために、特定目的基金ではなく財政調整基金の中の一基金として積み立ててきた。また、平成13年度までに約3億9千万円の基金が積み立てられたが、平成14年度については財政状況の悪化から基金の取り崩しにより、ようやく収支の均衡を図ったところであり、この廃棄物処理施設基金については積み立てを見送った。  そこで平成15年度の取り扱いについては、12月補正後の予算において、星美台の土地売払収入約9億6,600万円や基金の取り崩し約13億2,700万円を歳入に充て収支の均衡を図るなど、平成14年度よりもさらに厳しい財政状況となっており、昨年同様に廃棄物処理施設基金積み立ては困難な状況であることを御理解いただきたいとの説明があっております。  当委員会では、この廃棄物処理施設基金積み立てについては、本年の3月議会でも執行部から平成14年度の積み立てを行わないとの報告があり、その際にも各委員から種々意見が出され、議論した経緯があります。今回の委員会におきましても、この廃棄物処理施設基金は、財政調整基金の中の一基金ではあるものの、基金設立の目的としては将来の廃棄物処理施設改築のための積み立ててであることから、財政状況が厳しいとはいえ、なし崩し的に積み立てを見送るのではなく、一たん当初の約束どおり積み立てをした上で、財源が不足する際には取り崩して充当すべきではないかとの意見や、ごみ処理手数料の徴収は、環境対策への利用が目的であるが、この収入が環境教育など目的に沿った具体的な取り組みに活用されていない上に、基金積み立てまでも見送ることは問題である等の意見が出されたところであります。また、廃棄物処理施設基金財政調整基金として積み立てるのではなく、特定目的の基金として積み立てを検討するよう要望いたしております。  いずれにいたしましても、基金の取り崩しにより予算の均衡が保たれている本市の逼迫した財政状況については、当委員会としても十分理解できるものであります。今後はこの廃棄物処理施設基金積み立て見送り問題だけではなく、財政調整基金が底をついた際の他の基金からの繰り替え運用も大きな課題となると思われます。当委員会といたしましては、市民の理解が得られるような本市の基金のあり方について検討していくよう強く要望いたしております。  次に、環境・エネルギーアグリ複合事業について、執行部から経過報告がなされておりますので、概略御説明いたします。なお、本年5月までの経過については、6月定例会の委員長報告をいたしておりますので、その後の経過について報告いたします。  執行部の説明では、本年5月に関係部課長からなるプロジェクトチームを設置し、提案企業のヒアリングを実施するなど条件整備等の協議を行い、事業実施の方策を探ってきた。しかしながら、提案企業である株式会社二ッポーコーポレーション(旧日本舗道)が10月に、石川島播磨重工業も11月にそれぞれ企業内の事業方針などを理由に事業参加への辞退を申し入れてきたため、3社提案のアグリ複合事業は終息することとなったとのことであります。そこで、今後、執行部では大規模園芸としてのアグリ事業、特にパプリカ栽培等については一定の条件さえクリアすれば事業化が有望であるということから、大規模ハウス栽培アグリ事業の今後の展開について、どのような形で進めていくか引き続き庁内関係部局で検討していきたいとの報告があっております。  以上が環境・エネルギーアグリ複合事業についての執行部からの報告でありますが、当委員会といたしましては、今後とも執行部から検討状況について報告を受けながら審査してまいりたいと考えております。  最後に、田川市地域活動活性化協議会改革推進委員会の意見書についてであります。  平成10年に地方分権の先取りとして校区活性化協議会を立ち上げ5年が経過いたしておりますが、執行部では、本年8月に田川市地域活動活性化協議会改革推進委員会を設置して過去5年間の総括に基づき、今後の校区活性化協議会のありようを精力的に協議してきた結果、去る11月28日に意見書が出されたとろであります。そこで今回、執行部からの意見書について報告がなされておりますので概略御説明いたします。
     執行部の報告では、この改革推進委員会は、8校区の代表者を含めた16名の委員で構成され、5回にわたる審議を重ねた結果、今回の意見の具申に至っているとの説明があっております。そこで意見具申の内容についてでありますが、大きな項目として、校区活性化協議会の組織、校区活性化協議会の運営、補助金の内容の3つに分け、それぞれに詳細な意見が出されております。  個別の意見内容については報告を省略させていただきますが、委員会の中では、老人クラブに対する補助金については活性化協議会を通じて交付することや、校区活性化協議会社会福祉部会が中心となって田川市社会福祉協議会とさらなる連携を強力に取り組むとする内容について意見が出されたところであります。  また、補助金交付配分を従来の人口割、均等割、公民館数割に加えて、活動評価システム、いわゆる成果主義による事業実績割を新たに導入するという内容について、この活動評価が現実の校区活性化協議会活動内容になじむものなのか、その運用方法については十分に検討していくよう意見が出されております。  また、これまで各公民館単位で行ってきた地域に根差した活動を生かしていくためにも、校区活性化協議会は、それらの各活動の取りまとめや連絡調整という柔軟な組織としての位置づけをすべきではないかとの意見も出されております。  いずれにいたしましても、この意見書による改革案をもとに校区活性化協議会がその機能を十分に発揮し、連帯感のある地域コミュニティづくりを進めていかねばなりません。今後、当委員会といたしましては、これまでの校区活性化協議会の活動を総括した資料等の提出を求め、過去5年間の成果や評価等について報告を受けながら、この意見書の具体的な実行策の推進について審査を行うことといたしております。  以上、議案第58号「平成15年度田川市一般会計補正予算」のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきましては、慎重審査の結果、意見、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。 ○議長(末光 広美 君)  次に、厚生委員長に審査結果の報告を求めます。   (「議長」と呼ぶ声あり) 厚生委員長。 ○厚生委員長(香月 隆一 君)  おはようございます。議案第58号「平成15年度田川市一般会計補正予算」のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきまして審査結果を報告いたします。  今回の補正では、3款民生費におきまして5,579万3千円が増額されております。補正内容の主なものといたしましては、まず社会福祉費におきまして5,474万9千円が増額されております。  内容といたしましては、社会福祉総務費におきまして国民健康保険特別会計及び老人保健特別会計への繰出金について5,150万6千円が増額されております。  また社会福祉施設費におきまして、長寿園の温水ボイラー取りかえ修繕費270万円が増額されております。  次に、児童福祉施設費におきまして104万4千円が増額されております。内容といたしましては、コミュニティ助成事業の追加認証による児童遊園の遊具整備費であります。  委員会といたしましては、遊具の設置に当たっては、地元と十分協議し、できるだけ希望に沿った種類の遊具を設置するよう要望いたしております。  以上が補正予算の主なものでございますが、予算的には別段異議なく了承いたしております。  それでは、ここで本補正予算とは直接関係ありませんが、今回執行部から介護保険第1期事業運営期間、平成12年度から14年度のこの3年間における給付実績に基づく調査・分析結果について報告があっておりますので、概略報告いたします。  まず、高齢化率については、広域連合構成全市町村において上昇しており、田川市においては本年度中に高齢化率が25%に達する見込みであります。  次に、給付費については、制度発足当時から右肩上がりの伸びを見せており、その伸び率は高齢者人口をはるかに超えている状況であります。このうち施設入所サービスはほぼ横ばい状態であるものの、居宅サービスにおいては増加の一途をたどっております。このことが給付費増大の大きな要因となり、ひいては保険料のさらなる上昇に直結することとなることから、今後の大きな課題でもあります。  次に、広域連合内における地域的な給付費については、高齢者1人当たりの給付費で見ると、地域的なばらつきが顕著であります。状況的には筑豊地域、特に田川地区は給付費の高さが突出しており、この主な原因としては、①ひとり暮らしの高齢者や高齢者夫婦のみの世帯が非常に多いこと、②住民性によるもの、③介護保険発足前から福祉サービスが充実していたこと等による介護サービスに対する認知度が高いこと、④景気低迷の長期化や産業構造の脆弱性により、新規参入の事業者が多く、利用者の掘り起こしが行われていることなど、事業者にとっては事業参入しやすく、利用者にとっては利用しやすい訪問介護サービスにこの影響が顕著にあらわれていること、以上の4点が調査・分析結果から判断されます。  このことは給付費の低い県南地域との格差が大きく、広域連合においても大きな問題点として浮上しており、将来、広域連合構成市町村間における不協和音の発生につながっていくおそれもあることから、今後もこのことについては注意深く見守っていく必要があるとの報告があっております。  委員会といたしましては、この調査・分析結果から、今後も介護保険利用者の増加が予想されることから、引き続き広域連合と連携をとりながら給付の適正化に努め、一方、窓口等においては利用者・事業者に対し制度の趣旨を理解しやすいような対応を行いながら適切なサービスの提供に努力するよう要望いたしております。 また、市内のホームヘルプサービスの状況について、利用者から同じ利用料を支払っているにもかかわらず、ヘルパーによって受けるサービスの質に格差があると聞き及んでいる。このことは本質的には業者サイドの問題であるものの、市も関係業者に対しヘルパーの質の向上に努力することの指導を行うとともに、あわせて市主催の研修会等を実施するなど側面的なサポートも行いながらヘルパーの質の向上に努力するよう要望いたしております。  以上、当委員会に付託を受けました関係分につきましては、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。 ○議長(末光 広美 君)  次に、建設経済委員長に審査結果の報告を求めます。    (「議長」と呼ぶ声あり) 建設経済委員長。 ○建設経済委員長(岡田 啓助 君)  議案第58号「平成15年度田川市一般会計補正予算」のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきまして審査結果を報告いたします。  6款農林業費におきまして1,348万5千円が減額されております。  補正内容の主なものは、農村環境整備事業における県の事業採択の決定等による計数整理であります。別段異議なく了承しております。  次に、8款土木費におきましては2,139万5千円が増額されております。  補正内容の主なものは、道路橋梁費における稲荷町・桐ケ丘3号線工事や松原第1地区改良住宅建設工事などの事業計画変更等による計数整理を初め、星美台分譲宅地に係る広告宣伝費、県からの委託事業である糸飛のボタ山災害防止工事に係る測量等委託料がその主なものであります。  委員会といたしましては、松原第1地区改良住宅の建設に関しまして、現在、県の組織機構見直しにより空き地になっている旧保健所跡地について、幾ら県所有の土地とはいえ、本市の住宅建設計画の面から見ても、空き地となることは好ましいことではないことから、県とも十分協議をするとともに、本市の財政状況等を考慮に入れながら可能な限り平成18年度以降の建設計画に反映できるよう慎重な対応を強く要望いたしたところであります。  次に、11款災害復旧費におきまして1,126万円が減額されております。  補正内容の主なものは、7月に発生した大雨の災害復旧工事における県の査定等の計数整理が主なものであります。別段異議なく了承いたしております。  以上、当委員会に付託を受けました関係分につきましては、審査の結果、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  なお、ここで本年4月から分譲を開始しております星美台宅地分譲方法について、執行部から民活導入の報告があっております。  現在、宅地230区画、商業地4区画を公募により直営で分譲しております。本年度の分譲目標は138区画、金額にして9億6,600万円といたしております。12月11日現在で126区画が分譲されておりますが、10月以降に限っていえば、6区画の売却にとどまっております。本市には、今後、大浦58区画、平原231区画等の大型団地も造成中であることから、早期完売に向けてあっせん委託販売及び販売代理委託という2つの分譲方法を今後試行的に実施したいとの報告があっております。  あっせん委託販売とは、福岡県宅地建物取引業協会筑豊支部あっせんに関する協定書を結び、この業務の参加に賛同する会員を対象に、あっせんに関する契約を締結して実施するものであり、また、販売代理委託は、業務に賛同する大手住宅メーカーと地元業者を対象として販売代理に関する協定及び契約を締結することにより実施するものであります。  委員会といたしましては、民間業者は販売についてのさまざまなノウハウを持っていることから、これを活用することは大変有効であり、さらに本市の財政状況からして財源確保は最重要課題等であることからも、別段異議なく了承したことをあわせて申し添えておきたいと思います。以上で報告を終わります。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま各委員長の審査結果の報告が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第58号に対する各委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第58号「平成15年度田川市一般会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第2議案第59号「平成15年度田川市国民健康保険特別会計補正予算」から日程第4議案第61号「平成15年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算」までの各議案を一括議題といたします。  厚生委員長一括審査結果の報告を求めます。   (「議長」と呼ぶ声あり) 厚生委員長。 ○厚生委員長(香月 隆一 君)  当委員会に付託を受けました議案第59号「平成15年度田川市国民健康保険特別会計補正予算」から議案第61号「平成15年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算」までの3議案につきまして、一括して審査結果を報告いたします。  まず、議案第59号「平成15年度田川市国民健康保険特別会計補正予算」では、歳入歳出それぞれ4,185万7千円が増額され、予算総額は56億6,877万5千円となっております。  補正内容の主なものといたしましては、歳出において、老人保健医療費拠出金1,321万7千円や共同事業費拠出金2,364万5千円がそれぞれ増額されております。  一方、歳入においては、国庫支出金1億5,492万2千円や繰入金1億7,915万9千円が減額されておりますが、繰越金3億7,997万7千円が増額され、収支の均衡を図っております。  次に、議案第60号「平成15年度田川市老人保健特別会計補正予算」では、歳入歳出それぞれ6億1,980万6千円が増額され、予算総額は78億2,059万4千円となっております。  補正内容の主なものといたしましては、歳出において医療給付費6億1千万円が増額されております。この主な原因といたしましては、昨年実施された医療制度改正により、医療費の減少を見込んでいたものが実績で見込みを上回ったことによるものであります。  一方、歳入においては、医療給付費の増額に伴う支払基金交付金3億9,300万3千円や国庫支出金1億5,058万8千円及び県負担金3,516万6千円を増額いたしております。このほか繰越金977万5千円を増額し収支の均衡を図っております。  次に、議案第61号「平成15年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算」では、歳入歳出それぞれ3,176万2千円が増額され、予算総額は2億2,495万1千円となっております。  補正内容の主なものといたしましては、歳出において、起債の繰上償還金3,081万8千円や住宅貸付資金システム改修に伴う委託料180万円が増額されております。  一方、これに見合う歳入においては、貸付金回収金4,692万8千円を減額して収支の均衡を図っております。  各特別会計予算とも別段異議なく了承いたしております。  以上、当委員会に付託を受けました議案第59号から議案第61号までの各特別会計につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第59号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第59号「平成15年度田川市国民健康保険特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に、議案第60号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第60号「平成15年度田川市老人保健特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に、議案第61号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第61号「平成15年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第5議案第62号「平成15年度田川市水道事業会計補正予算」を議題といたします。  建設経済委員長に審査結果の報告を求めます。   (「議長」と呼ぶ声あり) 建設経済委員長。 ○建設経済委員長(岡田 啓助 君)  当委員会に付託を受けました議案第62号「平成15年度田川市水道事業会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。  まず、収益的収支のうち支出におきまして1,421万2千円が減額されております。  補正内容といたしましては、田川地区水道企業団からの受水費の減を初め水質検査及び薬品単価の減などがその主なものであります。今回の補正により現時点における単年度収支は681万円の不足を生じますが、これについては利益積立金から補てんするものであります。  次に、資本的収支でありますが、収入におきまして上水道事業債や工事負担金の減等により2億9,597万円が減額され、一方、支出におきましても閉山水道施設整備事業に係る事業費の減等により、3億4,584万5千円が減額されております。  この結果、今回の補正により収支差し引きで4億2,316万8千円の資金不足を生じておりますが、この不足額につきましては過年度分損益勘定留保資金や当年度分消費税等で補てんするものであります。  本案につきましては、審査の結果、別段異議なく原案のとおり可決したところであります。  なお、ここで本市を取り巻く厳しい経済情勢の中、さらに今日のような長引く景気の低迷が続く中、執行部がさまざまな企業努力をされていることに対し心から敬意を表したいと思います。伊良原ダム建設問題等も控えておりますので、今後とも水の安定供給に向け、一層の企業努力を期待し委員長報告といたします。以上で報告を終わります。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま建設経済委員長の審査結果の報告が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第62号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第62号「平成15年度田川市水道事業会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第6議案第63号「平成15年度田川市立病院事業会計補正予算」を議題といたします。
     厚生委員長に審査結果の報告を求めます。   (「議長」と呼ぶ声あり) 厚生委員長。 ○厚生委員長(香月 隆一 君)  当委員会に付託を受けました議案第63号「平成15年度田川市立病院事業会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。  今回の補正では、収益的支出におきまして、入院患者の増加による薬品費及び診療材料費1億9,845万1千円を増額いたしております。この結果、収入総額66億999万9千円に対し、支出総額73億825万8千円となり、差し引き6億9,825万9千円の赤字が見込まれます。  それでは、ここで本補正予算の審議に当たり、特に意見、要望のありました事項につきまして概略報告をいたします。  まず、後発医薬品であるジェネリックの導入状況について、執行部にただしております。  執行部からジェネリックについては先発医薬品と同等の効果でありながら、安価で薬品費のコスト削減に効果があることから、年々導入に努力をしているとの報告があっております。  委員会といたしましては、医薬品の購入に当たっては、引き続き研究・努力しながら、コスト削減に努めるよう要望いたしております。  次に、今年度の経営見込みについてであります。  執行部から今回の補正で医薬品の増加等により支出が増加したものの、現在、病診連携の強化、入退院時のベッド利用の工夫等による経営努力により、病床利用率が昨年の93%から97%に上昇し、近年にない利用率をキープしているとの報告があっております。今後このままの状況で推移していくことになれば、昨年度決算額に比べ赤字幅が約2億円減少し、また不良債務についても約1億円減少する見込みであるとの報告があっております。  委員会といたしましては、このことにより気を緩めることのないよう、引き続き、医師、看護師等、職員一丸となって経営努力を行うよう要望いたしております。また、魅力ある病院づくりのためにも、各診療科において柱となる定着性のある医師の確保に引き続き努力するよう要望いたしております。  このほか、本補正予算とは直接関係ございませんが、市立病院での救急医療体制について報告があっておりますので概略報告いたします。  現在、通常の当直体制は、医師1名、看護師2名、薬局1名、検査科1名、放射線科1名の計6名体制で対応しているとのことであります。また、小児科においては、4名の医師が交代で1年365日、平日20時から22時まで、日曜・祭日は10時30分から12時までの間待機し新患を含めて対応し、この時間以外は休日救急センター及び地域の診療所からの依頼についてはオンコールにより随時対応し、産婦人科についても3名の医師がオンコールにより新患を含め対応しているとの報告があっております。  委員会といたしましては、現在の医師、看護師等の体制の中で最大限努力し、住民ニーズに沿った救急体制を構築するよう要望いたしております。  以上、当委員会に付託を受けました「平成15年度田川市立病院事業会計補正予算」につきましては、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第63号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第63号「平成15年度田川市立病院事業会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第7議案第65号「市道路線の廃止について」及び日程第8議案第66号「市道路線の認定について」を一括議題といたします。  建設経済委員長に審査結果の報告を求めます。   (「議長」と呼ぶ声あり) 建設経済委員長。 ○建設経済委員長(岡田 啓助 君)  当委員会に付託を受けました議案第65号「市道路線の廃止について」及び議案第66号「市道路線の認定について」一括して審査結果を報告します。  この両議案は、地方改善施設整備事業による現行の糒1号線の整備に伴い、市道路線の認定替えを行うものでありまして、議案第65号は、糒1号線、延長394メートルを廃止するものであります。  次に、議案第66号は、事業完了に伴い、糒1号線、糒2号線、総延長475.4メートルを改めて市道路線として認定するものであります。  なお、設定区間や幅員等、路線の詳細につきましては、お手元配付の議案書のとおりでありますので、ここでの報告は省略させていただきます。  議案第65号及び議案第66号の両議案につきましては、審査の結果、別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま建設経済委員長の審査結果の報告が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、議案第65号及び議案第66号の両議案を一括採決いたします。  両議案に対する委員長の報告は原案可決であります。両議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第65号「市道路線の廃止について」及び議案第66号「市道路線の認定について」は原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第9「総務文教委員会中間報告について」を議題といたします。  総務文教委員会に付託中の議案第64号「田川市男女共同参画推進条例の制定について」は、会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可します。  (「議長」と呼ぶ声あり) 総務文教委員長。 ○総務文教委員長(星野 一広 君)  当委員会に付託を受けました議案第64号「田川市男女共同参画推進条例の制定について」中間報告をいたします。  本案は、本市における男女共同参画を総合的、計画的に推進することを目的として条例を制定しようとするものであります。  また、本条例の策定に当たっては、田川市男女共同参画推進条例制定検討委員会において調査・研究が重ねられ、本年9月に「基本的な考え方と条例案について」の答申に基づき、執行部において条例の策定に至ったものでありますが、これらの経過につきましては、さきの9月議会において委員長報告いたしておりますので、省略いたします。  なお、現時点では各自治体において条例制定の動きが活発化しておりますが、福岡県下での条例制定市町村は少なく、本市は他の自治体に先駆けて条例制定に向けて十分な検討を行ってきたことを申し添えます。  次に、条例の主な内容でありますが、詳細につきましては議案書に記載のとおりでありますので概略報告いたします。  まず、本条例案につきましては、前文、基本的理念、市・市民・事業者の三者の責務、基本的な施策、具体的な取り組み等で構成されておりますが、特に前文では条例制定の意義づけ、男女共同参画社会の実現を目指した方向性が示されております。  次に、条文では、第3条に7項目にわたり基本理念を掲げ、第4条から6条で市・市民・事業者の三者の責務が規定されております。  次に、第8条から第16条では、男女共同参画の推進に関する基本的な施策等について触れております。特に田川市男女共同参画計画を策定し、この施策を実施するための拠点として男女共同参画センターを設置することなどが規定されております。なお、この男女共同参画センターの設置につきましては、現在、市民会館内に設置しております現女性センターを活用することを想定いたしております。  次に、第17条及び第18条では、男女共同参画の推進を確保するための機関として男女共同参画審議会を置くことや審議会の組織等について規定されております。以上が条例の主な内容であります。  次に、さきの提案理由説明の際に古木議員さんから御質問のありました2点につきまして、当委員会の中で執行部から説明を受けておりますので概略報告いたします。  まず、第1点目は条例案の中に多々横文字が使用されていることから、それらを日本語にしてわかりやすい条例とすべきではないかという点でございます。  執行部の説明では、本条例第2条の定義において、まずこれらの用語の意義を定め、これらの横文字の持つ意味を説明しているが、これは単純に言いかえられる日本語がないためとのことであります。例えば、たびたび使用されております「ジェンダー」につきましては、「社会的または文化的に形成された性差をいう」といったぐあいでありまして、条例の中でこれを一言で日本語にあらわすのは困難であるということは理解できるものであります。しかしながら、当委員会の中では、これらの横文字はまだまだ社会的に認知度が低く、条例を制定する際には市民にわかりやすい表現に工夫すべきではないか等の意見が出されております。  次に、第2点目は、国においける「ジェンダーフリー」の考え方と本市の条例のあり方についてであります。  執行部の説明では、「ジェンダー」という用語につきましては、国の定めた男女共同参画基本計画でも「社会的または文化的に形成された性差」と定義づけられて使用されており、本市の条例案の中でも同様の定義で使用している。しかしながら、「ジェンダーフリー」という用語については、国の男女共同参画社会基本法、男女共同参画基本計画等の法令等でも使用されておらず、政府としても「ジェンダーフリー」という用語の公式的な概念は示していないとのことであります。  要は、一部では男性と女性の違いを画一的に一切排除しようという意味でジェンダーフリーという言葉が使われておりますが、国のいう男女共同参画社会は、このような意味でのジェンダーフリーを目指しているのではなく、男女共同参画社会基本法で求められているとおり、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる社会、男女が差別を受けることなく対等なパートナーとしてさまざまな分野に参画し、利益も責任も分かち合っていけるような社会を目指すものであり、本市においてもこの国の基本理念にのっとり条例案を策定するとのことであります。以上が古木議員の質問の件であります。  次に、当委員会の中で特に意見のありました事項について概略報告いたします。  まず、先ほど少し触れましたが横文字を含めた用語の使い方について意見が出されております。当委員会では、本条例案の中には、ジェンダー、リプロダクティブ・ヘルス・ライツな聞きなれない用語が出てきますが、市民のための条例をつくろうとするならば、広くわかりやすい文言を使用すべきではないか、特に田川市男女共同参画推進条例制定検討委員会の「条例の制定に当たっての基本的考え方」の答申では、「市民等にわかりやすく、親しみやすい条例となるよう平易な文体の採用」を要望している点にも留意して、横文字の使い方を再度検討するよう意見が出されております。  そのほか基本理念の中に「対等」という言葉が使われている点について、解釈によってはいろいろな問題が起きることも想定されるのではないかとの意見も出されております。  次に、条例第5条及び第6条において、「市民の責務」や「事業者の責務」を規定している点について、本条例の制定により市民や企業それぞれの行動や活動を束縛することになっては問題であり、本条例の目的、基本理念を市民や企業に啓発する方法についても十分検討すべきではないかとの意見が出されております。  以上、審査の概要を報告いたしましたが、当委員会といたしましては、条例制定の意義や基本理念等については十分理解できることから、条例の制定は進めていくべきではあるが、先ほどからの報告のとおり、用語の使い方等を含めた条例案の内容について、さらに慎重に審査する必要があるとの結論に達し、お手元配付の継続審査申し出書のとおり、議案第64号「田川市男女共同参画推進条例の制定について」は継続審査とすることにいたしております。以上で中間報告を終わります。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま総務文教委員長中間報告が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、次に移ります。  日程第10「総務文教委員会の閉会中の継続審査について」を議題といたします。  本件につきましては、会議規則第100条の規定に基づき、総務文教委員長からお手元配付のとおり、閉会中の継続審査の申し出があっております。  お諮りいたします。  総務文教委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、総務文教委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次の議題に入ります前に、ここで青栁四郎助役が明日で任期満了になることから、本日、退任のあいさつをいたしたいとの申し出があっておりますので、これを受けたいと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり) 助役。 ○助役(青栁 四郎 君)  一言ごあいさつを申し上げます。  言葉が出ないのでありますけれども、まず、議会を中断をいただきまして、こうしてごあいさつの機会をいただきましたことにつきまして、議長さんを初め皆様方に心からお礼を申し上げます。  私、明日19日をもちまして田川市助役を退任いたします。本来ですともう少し早くこのような機会が訪れるはずのところ、市長さんの御配慮によりまして任期を全うすることができました。本当にどうもありがとうございます。  顧みますと、私が市役所に採用になりましたのが昭和42年の4月でございました。当時ちょうど、この庁舎が建設中でございました。その関係で私が最初に配属されました福祉事務所は松原の長浦池の上の方にありました。当時はまだまだ石炭ストーブ全盛の時代でありまして、若い職員は朝早く出勤をしまして、この7、8台ありますストーブに火を入れることから仕事が始まりました。先輩方が出勤されるころにはストーブが赤々となっておらなければしかられたものでございます。  その後、教育委員会、学校教育課、あるいは人事課などを経まして、平成11年12月20日、田川市助役を拝命し、今日まで約37年間勤めさせていただきました。この37年間、本当に大過なくというふうに申し上げたいところでありますが、特に助役を拝命しましてからは諸問題の対応に追われました。  主な出来事では13億円の五市競輪訴訟の問題、下田川との清掃施設組合の統合の問題、あるいは住宅管理公社の不適正な事務処理の問題、川崎町との合併協議、特定農業施設の移管の問題60億円でございます。それから市税の滞納問題、さらには消防職員の給与問題などなど、いろんな問題が出てまいりました。中でも石炭諸法あるいは同対法の失効という大きな波も打ち寄せてまいりました。  これらは非力な私にとりまして手に余る試練の連続でありましたが、歴代議長さんを初め皆様方の温かい御指導によりまして何とか今日を迎えることができました。本当にどうもありがとうございました。  これから第2の人生に入るわけであります。これまでできなかったこと、したいこと、山ほどあります。有意義に時間を使っていきたいというふうに思っておりますが、ちょうどこの合併問題が山場に差しかかるということで、市長さんから、いましばらくこれに専念してほしいという要請がございました。したがいまして、微力ではありますけれども、いましばらくこれに取り組んでまいる所存でございます。したがいまして、引き続き御厚誼を賜りますようお願いを申し上げます。  終わりに、田川市の限りなき発展と皆様方の御健勝、御活躍を祈念申し上げまして、甚だ簡単、粗辞ではございますが、退任のごあいさつとさせていただきます。長い間ありがとうございました。(拍手) ○議長(末光 広美 君)  これより暫時休憩いたします。再開を11時50分といたします。                               (休憩11時42分)                               (再開11時53分) ○議長(末光 広美 君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を行います。  日程第11議案第69号「田川市助役の選任について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。 ○市長(伊藤 信勝 君)  日程第11議案第69号「田川市助役の選任について」御説明申し上げます。  本案は、田川市助役、青栁四郎氏の任期が平成15年12月19日をもって満了するため、その後任として中須賀達穂氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により提案した次第であります。  なお、中須賀達穂氏の経歴等につきましては、議案に添付の資料に記載のとおりであります。  よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(末光 広美 君)
     ただいま提案理由の説明が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第69号「田川市助役の選任について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第69号「田川市助役の選任について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ここで、ただいま助役の選任同意を得ました中須賀達穂市立病院事務局長から議員各位にごあいさつをいたしたいとの申し出があっておりますので、これを受けたいと思います。  (「議長」と呼ぶ声あり) 市立病院事務局長。 ○市立病院事務局長(中須賀 達穂 君)  ただいま助役選任の御同意をいただきまして、まことにありがとうございます。  重大な職責と十分に自覚をいたしております。誠心誠意努力する所存でございますので、議員の皆様におかれましては、今後とも何とぞ御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(末光 広美 君)  次に移ります。  日程第12議案第70号「田川市収入役の選任について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。 ○市長(伊藤 信勝 君)  日程第12議案第70号「田川市収入役の選任について」御説明申し上げます。  本案は、田川市収入役、渡辺克己氏が平成15年11月30日をもって辞職したため、その後任として松岡博文氏を選任いたしたく、地方自治法第168条第7項の規定により提案した次第であります。  なお、松岡博文氏の経歴等につきましては、議案に添付の資料に記載のとおりであります。  よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま提案理由の説明が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第70号「田川市収入役の選任について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第70号「田川市収入役の選任について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第13議案第71号「田川市固定資産評価員の選任について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。 ○市長(伊藤 信勝 君)  日程第13議案第71号「田川市固定資産評価員の選任について」御説明申し上げます。  本案は、田川市固定資産評価員、渡辺克己氏の辞職に伴い、その後任として松岡博文氏を選任いたしたく、地方税法第404条第2項の規定により提案した次第であります。  なお、松岡博文氏の経歴等につきましては、議案に添付の資料に記載のとおりであります。  よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま提案理由の説明が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第71号「田川市固定資産評価員の選任について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第71号「田川市固定資産評価員の選任について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ここで、ただいま収入役の選任同意を得ました松岡博文福祉部長から、議員各位にごあいさつをいたしたいとの申し出があっておりますので、これを受けたいと思います。   (「議長」と呼ぶ声あり) 福祉部長。 ○福祉部長(松岡 博文 君)  高いところからではございますが、少し時間をいただきまして、お礼のごあいさつを申し上げます。  ただいま収入役の選任議案に御同意をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。  田川市は、ただいまいろんな分野で大変な局面に直面をいたしております。そういう中で改革が強く求められておるわけでございますが、果たして十分職責が全うできるだろうかという不安でいっぱいでございますが、とにかく前向きに一生懸命頑張って職務を全うしていきたいと、こう思っておりますので、議員の皆さん方におかれましては、引き続き御指導、御助言を賜りますよう切にお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、本日のお礼のごあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(末光 広美 君)  次に移ります。  日程第14議案第67号「田川市教育委員会委員の任命について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。 ○市長(伊藤 信勝 君)  日程第14議案第67号「田川市教育委員会委員の任命について」御説明申し上げます。  本案は、田川市教育委員会委員、岩井聰明氏の任期が平成15年12月24日をもって満了するため、同氏を再びを任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により提案した次第であります。  なお、岩井聰明氏の経歴等につきましては、議案に添付の資料に記載のとおりであります。  よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま提案理由の説明が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第67号「田川市教育委員会委員の任命について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第67号「田川市教育委員会委員の任命について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第15議案第68号「田川市固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。 ○市長(伊藤 信勝 君)  日程第15議案第68号「田川市固定資産評価審査委員会委員の選任について」御説明申し上げます。  本案は、田川市固定資産評価審査委員会委員、福田直人氏の任期が平成15年12月21日をもって満了するため、同氏を再び選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により提案した次第であります。  なお、福田直人氏の経歴等につきましては、議案に添付の資料に記載のとおりであります。  よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま提案理由の説明が終わりました。  これに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  議案第68号「田川市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第68号「田川市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第16「田川市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について」を議題といたします。  本件は、12月24日をもって田川市選挙管理委員会委員及び同補充員の任期が満了いたしますので、地方自治法第182条の規定により、議会において選挙を行うものであります。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることと決しました。  お諮りいたします。  指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。  田川市選挙管理委員会委員に太田利隆さん、荒牧千鶴子さん、小島克己さん、杉山干城さんを指名いたします。  また、同補充員に月森金治郎さん、橋本治子さん、髙尾美津子さん、久恒英一郎さんを指名いたします。  なお、補充員の順位につきましては、ただいま指名いたしましたとおりの順序でございます。  ただいま議長において指名いたしました方を当選人と定めることに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方が田川市選挙管理委員会委員及び同補充員に当選されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  なお、会議規則第31条第2項の規定による告知は、議長においてこれを文書により行います。御了承願います。  次に移ります。  日程第17議員提出議案第7号「JR不採用問題の早期全面解決を求める意見書について」を議題といたします。  本意見書案につきましては、所管の建設経済委員会で十分審査がなされておりますので、会議規則第36条第2項の規定により、この際、提案理由の説明を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。   (「異議なし」の声あり)  御異議がないようでありますので、これより議員提出議案第7号を採決いたします。  議員提出議案第7号は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
      (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号「JR不採用問題の早期全面解決を求める意見書について」は、原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第18議員提出議案第8号「自衛隊のイラク派遣に反対する意見書について」及び日程第19議員提出議案第9号「イラク人道復興支援特措法に基づく対応に関する意見書について」を一括議題といたします。  まず、議員提出議案第8号について、提案理由の説明を求めます。    (「議長」と呼ぶ声あり) 岡田議員。 ○議員(岡田 啓助 君)  自衛隊のイラク派遣に反対する意見書の提案趣旨の説明を行います。  現在、イラクは全土が戦争状態であることは米占領軍も認めているところです。イラク国民は、今、フセイン旧政権を拒否するとともに、米英軍の占領をも拒否しています。この占領への反感がテロの土壌をさらに拡大させる温床になっています。こういうところに日本の自衛隊を派遣することは、イラク国民から見て自衛隊が米英占領軍への支援部隊とみなされ、テロの対象とされることは明らかです。日本のイラクへの復興支援、人道支援は、イラクにおいてイラク国民の主権が確立し、その政府の要請に基づいて国連中心の枠組みの中で日本国憲法の精神に沿った形でのイラク復興支援に徹するべきと考え提案をする次第です。  議員各位の御賛同が得られますことを切に願うものであります。以上です。 ○議長(末光 広美 君)  次に、議員提出議案第9号について、提案理由の説明を求めます。    (「議長」と呼ぶ声あり) 古木議員。 ○議員(古木 英憲 君)  まず、イラクにおいて外交官2人がテロで殉職をされました。我々はテロ撲滅を誓い、心より哀悼の意を表します。  政府は、去る12月9日、イラク人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法に基づき、対応に関する基本計画を決定いたしました。このイラク人道復興支援特措法は、イラクの国家の速やかな再建を図るために行われております。国民生活の安定と向上、民主的な手段による統治組織等に向けたイラク国民による自主的な努力を支援するとともに、促進しようとする国際社会の取り組みに関し、我が国が主体的かつ積極的に寄与するため、人道復興支援活動を行うこととし、イラクの再建を通じ、我が国を含む国際社会の平和及び安全の確保に資することを目的として制定されておるものであります。  また、基本原則として、第1に武力による威嚇または武力の行使に当たるものであってはならないこと、第2に現に戦闘行為が行われていないと認められる地域において実施すること、第3に当該国の同意がある場合に限るとされているところであります。人道復興支援、安全確保支援の具体的な対応はここで説明するまでもありませんが、このようなイラク人道支援特措法に基づき、今回政府が決定した基本計画を実施すること、いわゆる自衛隊や復興支援職員をイラクに派遣し、イラクの再建に寄与することは、イラク国民にとって、また中東地域及び国際社会の平和と安定にとって極めて重要であります。石油資源の9割近くを中東地域に依存する我が国の国益に直結しているものであります。  日本は、イラクの復興に対し総額50億ドルの資金を供与する支援を既に発表しておりますが、ただ、資金面での貢献だけでなく、目に見える人的な支援を行うことが必要とする今回の政府の決定は、もっともなものであります。また、イラクの基盤産業の復旧も急務であり、イラク安定後には早期に日本企業の参加を促して現地の望む雇用の拡大、社会の安定のために官民が協力して対処することも重要であります。  政府が自衛隊や復興支援職員をイラクに派遣する際には、現地の治安情勢等を慎重に分析した上で、それぞれの活動に対応した十分な装備と細心の注意を払うなど万全を期するとともに、国内外におけるテロ対策をさらに徹底し、日本国民の安全確保にも万全を期していくよう要請するものであります。  最後に、日本の国益、国際協調、イラク復興支援という名のもとで命令一本で派遣される自衛隊員のために心からなる声援をいただけますことをお願いし、提案理由の説明を終わります。ありがとうございました。 ○議長(末光 広美 君)  ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。  ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり)  質疑がないようでありますので、これより採決いたします。  まず、議員提出議案第8号を採決いたします。採決の方法につきましては起立により行います。  議員提出議案第8号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めますが、議長が指示するまで起立をしていてください。  それでは、もう一度申し上げます。議員提出議案第8号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  (賛成者起立)  起立少数であります。よって、議員提出議案第8号「自衛隊のイラク派遣に反対する意見書について」は否決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に、議員提出議案第9号を採決いたします。採決の方法につきましては起立により行います。  議員提出議案第9号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立)  起立多数であります。よって、議員提出議案第9号「イラク人道復興支援特措法に基づく対応に関する意見書について」は、原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  次に移ります。  日程第20「請願の件」を議題といたします。  休会中における請願の審査結果につきましては、各委員長の報告を省略し、お手元配付の「請願審査結果表」のとおり決することに御異議ございませんか。   (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休会中における請願の審査結果につきましては、「請願審査結果表」のとおり決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  以上をもちまして、本定例会に付議されました案件は、すべて終了いたしました。  ここで一言ごあいさつを申し上げます。  本定例会は15日間にわたる審議でございましたが、会期中は種々議事運営に御協力をいただき、無事終了することができました。執行部におかれましても、誠心誠意、議会審議に臨まれたことに敬意を表します。  さて、本年も余すところ13日となりました。この1年を顧みますと、地方分権体制を目指す国の三位一体改革、市町村合併問題等の動きにより、我々地方自治体は発想の転換による行財政構造の抜本的改革を求められることとなりました。特に補助金や交付税の削減は、本市の財政に大きな影響を及ぼすものと懸念されております。  このような中、本市においては、既に予算編成において多額の基金の取り崩しを余儀なくされており、緊急に行財政改革を断行していかなければならない厳しい状況に直面いたしております。さらに、本年8月末には三井鉱山の産業再生機構の支援決定が報道され、セメント事業の撤退による影響が本市の産業構造を揺るがしかねない重大な事態となっております。  しかしながら、本年は統一地方選挙により伊藤新市長が誕生するとともに、議会も新たな構成となておりますので、議員各位並びに市長を初め執行部の皆様方には、厳しい社会経済情勢の中ではありますが、本市を取り巻くさまざまな課題解決に向けて、今後ともその重責を全うされ、本市の発展と住民福祉の増進のために絶大な御尽力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。  新年に向かい寒さも一段と厳しくなりますが、皆様方にはくれぐれも御自愛くださいまして、御多幸な新年を迎えられますよう心からお祈り申し上げ、議会閉会に当たってのごあいさつといたします。  ここで、市長からごあいさつの申し出がありますので、お受けいたしたいと思います。   (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。 ○市長(伊藤 信勝 君)  田川市議会12月定例議会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。  12月4日から12月18日までの15日間、師走の大変お忙しい中を、議員の皆様におかれましては、平成15年度の12月補正予算並びに関連条例案等につきまして、大所高所から慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。  本会議並びに委員会を通じまして議員さんから提議されました御意見、御要望につきましては、深く心にとどめ、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えているところでございます。  さて、今年も残すところ2週間ほどとなりました。この1年を振り返りますと、社会経済情勢の大きな変動の中で本市は市制施行60周年という節目の年を迎えることができました。これもひとえに議員の皆様を初め、関係各位の御支援と御協力のたまものであり、心より感謝を申し上げる次第でございます。  また、全国の地方自治体における状況は厳しく、経済、生活、環境など課題は山積いたしております。こうした中、我々は、今、合併問題を視野に入れながら抜本的な行財政改革に取り組んでいるところでございます。昨日、行政改革推進委員会から田川はもっとよくなれるはず、そのための41の提言を、中間答申をいただいたところでございます。これから第4次行政改革大綱の策定にとりかかるところでありますが、改革なくして田川の再生はないと言っても過言ではないと、このように認識いたしているところでございます。  私は、ふるさと田川の再生には、過去の歴史に学び、よきことは受け継ぎ、あしきは断ち切る、地域の特性を生かし、市民がつくる市民のための新しいまちづくりを市民が主役になって取り組んでいくことが肝要だと考えております。いずれにいたしましても、来る平成16年は、改革元年として温故創新、自主自立の精神で個性と活力のある改革の新しいまちづくりに取り組んでまいる所存でございます。  議員の皆様の格段の御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、年末年始を迎え慌ただしい中、お体を御自愛いただき、そして最良の年をお迎えできることを心から御祈念申し上げまして、閉会に当たりますごあいさつにかえさせていただきます。まことにありがとうございました。 ○議長(末光 広美 君)  以上をもちまして、平成15年第6回田川市議会12月定例会を閉会いたします。  まことに御苦労さまでございました。                               (閉会12時25分)                  請願審査結果表                                平成15年12月18日                                12月(第6回)定例会 (請 願) ┌───┬──────────────────┬────┬─────────┬──────┬────┐ │番号 │件      名          │付 託 │審査結果     │上 程   │備 考 │ │   │                  │    ├────┬────┤      │    │ │   │                  │委員会 │採否  │措 置 │年月日   │    │ ├───┼──────────────────┼────┼────┼────┼──────┼────┤ │ 2 │新町地区市道569号線の道路幅員の拡幅 │建 経 │不採択 │    │H15.6.20  │    │ │   │に関する請願            │    │    │    │      │    │ ├───┼──────────────────┼────┼────┼────┼──────┼────┤ │ 5 │田川市郡の合併に関する請願     │議 運 │継続  │    │〃     │    │ │   │                  │    │審査  │    │      │    │ ├───┼──────────────────┼────┼────┼────┼──────┼────┤ │ 6 │教育基本法「見直し」に反対する意見 │総 文 │〃   │    │〃     │    │ │   │書提出に関する請願         │    │    │    │      │    │ ├───┼──────────────────┼────┼────┼────┼──────┼────┤ │ 8 │白鳥工業団地の排水処理施設設置に関 │建 経 │〃   │    │H15.9.10  │    │ │   │する請願              │    │    │    │      │    │ ├───┼──────────────────┼────┼────┼────┼──────┼────┤ │11 │改良住宅の政策家賃制度を守り、公営 │〃   │〃   │    │〃     │    │ │   │住宅の低所得の年金生活者等を対象と │    │    │    │      │    │ │   │した政策家賃制度、及び不況対策とし │    │    │    │      │    │ │   │ての家賃減額制度の創設に関する請願 │    │    │    │      │    │ ├───┼──────────────────┼────┼────┼────┼──────┼────┤ │13 │市道猪国・庄内線の歩道整備に関する │〃   │〃   │    │H15.12.4  │    │ │   │請願                │    │    │    │      │    │ └───┴──────────────────┴────┴────┴────┴──────┴────┘...